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『匠』の感性、技術、こだわりを全身で感じた本間ゴルフ酒田工場見学記

日本を代表するゴルフメーカー『本間ゴルフ』といえば、メイドインジャパンの高品質なゴルフクラブをイメージされるゴルファーは多いのではないでしょうか。
高級ゴルフクラブの『ベレス』、熱意系ゴルファー向けの『ツアーワールド』、アベレージゴルファー向けの『ビジール』。そのすべてのゴルフクラブがどのように生まれているのか。開発、製造現場である酒田工場を見学できる機会をいただいたので詳しく紹介したいと思います。

本間ゴルフ酒田工場って?

[ 所在地:山形県酒田市 創業:1981年 敷地面積:約5万坪 ]

創業当時はパーシモンヘッドの削り、アイアンの鋳造、ヘッドカバーの縫製に至るまで、ありとあらゆる工程を酒田工場で行っていました。現在は全ゴルフクラブの設計開発、組み立て、自社カーボンシャフトの製造を行っています。

※本間ゴルフ創業者は、日本を代表する豪商「本間家」の血を引き、地元の有力者からの熱望により、酒田市に工場を構えることとなりました。

GDOゴルフクラブバイヤー『二瓶』が酒田工場に伺いました!

正面玄関を入ると、歴代のツアー優勝クラブがお出迎えしてくれます。

圧巻!歴代のアイアン、ウェッジ、パターのヘッドがずらり!

今や当たり前となったカーボシャフトも、
日本のクラブメーカーで初めて装着したのは本間ゴルフでした。

美しくてうっとり。歴代のパーシモンクラブが手に取れる状態で飾られています。

酒田の地名を世界に発信し続けている功績が市長から表彰。

酒田モノづくりアワードも受賞されています。

『匠』のこだわりが支える、
本間ゴルフのクラブ設計

酒田工場のクラブづくりは、熟練の技を持った『匠』と呼ばれる方々の手によって
支えられています。まずは、新しいクラブの設計・開発の工程を紹介していただきました。

お話を伺った酒田工場の『匠』

畠中 知さん
ゴルフ歴:25年、平均スコア:80~90

仕事に対するこだわり

美しい形状のマスタを作成すること。特にホーゼルからフェースのリーディングエッジにつながるカーブをいかに美しくできるかにこだわっている。

仕事で喜びを感じるとき

作ったクラブでプロが活躍したとき。飛ぶ、曲がらないといった評価を頂けたとき。

酒田の自慢

四季がはっきりしてて、海も近いし山も近いので、おいしい海の幸、山の幸両方が食べられるところ。

佐藤 巧さん
ゴルフ歴:27年、平均スコア:80~90

仕事に対するこだわり

プロ対応もしているが、一般のお客様が使っていて喜びや楽しみを感じることが出来るクラブ作りを心掛けている。

仕事で喜びを感じるとき

使用プロが優勝したとき。プロ使用の形で表に出たとき。

酒田の自慢

自然豊かで、お米や魚、お酒が美味しいところ。

本間ゴルフのクラブ設計は、デザインラフをベースに職人の手作業によってマスターモデルの原型が作り出されます。

ウッドはパーシモンの木型を削りだす工程からスタート。アドレスした時の顔をゴルファーが美しいと感じる形状は、CAD設計ではなく、人の手の感覚と目視によってしか生み出されないとか。

完成したマスターモデルは3DスキャナーによってCADにデジタルデータとして取り込まれます。CADで重心距離や重心角などが最適になるように内部構造を設計し試作品を制作します。

プロによるテストや耐久試験などの工程を経て、満足できない点があればCADによる内部設計や、場合によってはマスターモデルの再制作から徹底的にこだわりつくされます。

最新モデルのTW747シリーズは5~6回この工程を繰り返したのだとか。

作業台の上に並ぶ工程途中のマスターモデルの木型の数々。

やすりを使ってすべての工程が手作業で行われます。

モデルごとに設計されたバルジの形状を計測するラウンドゲージ。

アイアンは、はんだとやすりを使ってマスターモデルの原型が作られます。

イメージデッサン、ターゲットとするゴルファーの好みをもとに、7番アイアンからマスターモデルの制作が始まります。7番アイアンの形状が決まると、6番、8番と番手をずらして制作していきます。これによって番手ごとの顔のつながりが生まれ、どの番手も違和感なく構えることができるようになります。

マスターモデルの制作は全番手同じ『匠』によって制作されます。これは制作する人間が変わると番手ごとの流れを作ることができなくなってしまうからです。

ポケットキャビティなどの複雑な形状はCADに取り込んでから設計されますが、キャビティバックやマッスルバックのアイアンはこのマスターモデルの原型でほぼ製品の形が決まるようです。

作業台の上には制作するクラブのイメージデッサンや
番手ごとの制作モデルがずらりと並びます。

はんだで盛り付けし、やすりで削って理想の形を作り上げていきます。

はんだで盛り付けし、やすりで削って理想の形を作り上げていきます。

ロフト角、ライ角、フェースプログレッションを測定する冶具。

制作された原型を3DスキャナーでCADに取り込み、内部構造を設計していきます。

ヘッド単体の重量は目指す重さが決まっているので、軽くて強い素材を用いることで自由な位置に配置できる余剰重量が増え、内部構造の設計自由度が増します。

また、素材、内部構造の変化は打球音にも影響を与えるとのことで、試作品は理想の弾道が得られるかどうかのほかに打球音も重要なチェック項目とされ、理想の弾道、打球音が得られるクラブを追及していました。

『匠』の手による原型づくりから、CADを用いた内部構造の設計までのプロセスを紹介していただき、HONMAのクラブが人の感性と緻密な計算によって作られているのだということを知ることができました。

CADでウッドの内部構造を設計していきます。
変更を加えると瞬時に重心位置などが算出されます。

アイアンも同じように複雑なバックフェースやインサートの位置などを設計します。

こちらは断面の構造を見ることができる装置。

徹底的な品質検査

次に試作品の品質検査をする工程を説明していただきました。

お話を伺った酒田工場の『匠』

高橋 裕介さん
ゴルフ歴:20年以上、ベストスコア:69

仕事に対するこだわり

製品に不具合を出すことは絶対に避けなければならないので、開発から検査までどんなに細かいことでも気にかけて改善を続けていく。

仕事で喜びを感じるとき

作ったクラブが雑誌やテレビなどでいい評判だったとき。

酒田の自慢

自然が豊かで人が優しいところ。

大きな音が鳴り響く部屋に案内されると、ひたすらボールを打ち続けるマシンが目の前にありました。

耐久性は、スイング動作で打ち続けるテストと、ヘッドに高速でボールをぶつけるテストの2種類が行われます。

また、あらゆる気候条件を再現する耐候テストや、溝の適合をチェックする工程があり、わずかでも条件を満たさない場合は設計からやり直されるとのこと。

ここでも『匠』のモノづくりのこだわりに触れることができました。

ターゲットとしているゴルファーのヘッドスピードでマシンが打ち込んで
耐久性をテストします。

耐候テストを行うマシン。日光、温度、湿度、雨など
あらゆる条件で劣化をテストします。

『匠』の熟練の技が
プロの要望に応える

お話を伺った酒田工場の『匠』

渡辺 健一郎さん
ゴルフ歴:昔はやっていたが、現在はやっていない。

仕事に対するこだわり

プロやトップアマの要望を1本1本実現させていくこと。

仕事で喜びを感じるとき

自分の研磨したクラブでプロが活躍したとき。

酒田の自慢

自然が豊かで気候が良いこと。海も山もあること。

高橋 将人さん
ゴルフ歴:25年、平均スコア:80台

仕事に対するこだわり

やりきれるところまでやりきること。量産品となった時の製造プロセスもあわせて開発部門とともに考えること。

仕事で喜びを感じるとき

複雑で無理だと思っていたシャフトが仕上がったとき。仕上げたシャフトをプロが使用してくれているのを見た時。

酒田の自慢

山居倉庫、北前船など、歴史的に大きな役割を果たした町であるところ。

酒田工場では、販売する製品だけでなく、契約プロやトップアマチュアに提供するゴルフクラブ、シャフトの製造もおこなっています。アイアンやウェッジの形状に関するオーダーは一人一人異なっているので、すべてのクラブが『匠』の手によって削り出されています。

こだわりが強いプロは丸一日『匠』のそばについて削りの様子を見ているとのこと。やっぱり自分のクラブが作らているところは気になりますよね。

シャフトもオーダーによっては制作が非常に難しいこともあるようです。

プロの要望に応えるため一本一本『匠』の手によって削られます。

削りを待つTW747アイアンのヘッド。

工房の一角には契約プロが使ったアイアン、ウェッジがずらりと並びます。

こちらは高山忠洋プロが使ったアイアン。刻印もプロによって異なります。

確かな品質を生み出す、
徹底的に品質管理された量産工程

最後にシャフト、クラブの生産工程を説明していただきました。

お話を伺った酒田工場の『匠』

佐藤 勝紀さん
ゴルフ歴:30年、ハンディキャップ:9

仕事に対するこだわり

高い品質をもって納期を守って製造すること。

仕事で喜びを感じるとき

新製品を見た時、どんな球が出るか想像してわくわくする。

酒田の自慢

日本海、鳥海山、最上川、庄内平野と豊かな地形に恵まれ、四季が豊かなこと。空気も食べ物もおいしいところ。

佐藤 博之さん
ゴルフ歴:31年、平均スコア:ヒミツ

仕事に対するこだわり

正確さ。誰に出しても恥ずかしくないクラブを作る。

仕事で喜びを感じるとき

出張イベント等でお客様から高い評価を頂いたとき。

酒田の自慢

魚がおいしい。他ではあまりない調理法で食べることが出来る。日本酒もおいしい。

本間ゴルフのクラブに装着されるオリジナルシャフトはすべてこの酒田工場で生産されています。

マンドレルと呼ばれる鉄芯にカーボンシートを巻き付けていきます。

キックポイントや重量、フレックスなど、シャフトの性質が、カーボン繊維の位置、向き、枚数などによって大きく異なります。

初めて知ったのは、マンドレルにも種類があり、太さやテーパーの角度が異なるということでした。

一枚一枚のカーボンシートが『匠』の手作業によって巻き付けられ、成型するためのテーピングが行われた後、専用の窯で熱処理されます。窯の中の温度にムラを生じさせないプログラムは本間ゴルフ独自のノウハウが詰まった企業秘密とのこと。

焼きあがったシャフトは一本一本『匠』の手によって表面が研磨され、振動数と重量を全数検品したのちに塗装され1本のシャフトが完成します。

マンドレルと呼ばれる鉄芯にカーボンシートをまくところからシャフト製造がスタート。
マンドレルの種類で太さとテーパーが変わります。

シャフト調子特性、フレックスによってカーボンシートの種類、巻き方が変わります。

カーボンシートは熱処理して樹脂を硬化し、1本のシャフトの原型となります。

振動数と重量が全数検査され、表面の凹凸を人の手によって滑らかに処理されます。

『匠』の技が光る「しごき塗装」。同じ色を出すには熟練の技術が必要。

クラブの組み立て工程は、シャフトにグリップを装着する工程からスタートします。

グリップの装着は自動化されており、装着向きは1本1本検査されます。

ヘッドは組み立て前に0.1g単位で重量が検査され、正しい重量になるように調整されます。

驚いたのは、クラブとシャフトを固定する接着剤の記録をすべて残していること。万が一ヘッドが抜けるようなことがあった場合、同じ状況になりうるクラブをトレースできるようになっています。

ヘッドが装着されたクラブはすべて、機械によって装着向き、ライ角、ロフト角の検査が行われるだけでなく、『匠』の目によって2重に検査されます。

機械だけに頼らない本間ゴルフのこだわりを見ることができました。

こだわりぬいて作られたクラブであることが実感できると思います。

全てのヘッド重量を測定し、規定の重さになるようホーゼル内部に重りを入れて調整。

1本1本丁寧にヘッドが接着され、使用した接着剤を記録に残します。

『匠』の目によって正しい角度で装着されているかをチェック。

ロフト角、ライ角、グリップの向きを専用の測定器で最終チェック。

緩衝材を入れなくてもクラブ同士がぶつかることなく収納できる
専用の箱に丁寧に梱包されます。

ー MADE IN JAPAN SAKATA ー

設計から、製造、検査のすべてのプロセスで、『匠』の技術、感性と最新テクノロジーが融合して本間ゴルフのクラブが生まれているということをまじまじと感じることができました。

店頭で本間ゴルフのクラブを手に取った時には、「MADE IN JAPAN SAKATA」の刻印を探してみてください。

1本1本こだわりぬいて作られたクラブであることが実感できると思います。

契約プロも新しいクラブを
テストする研究センター

酒田工場には、開発段階の試作モデルの実打テストや、契約プロのテストを行う研究センターが併設されています。中には試打マシンや打球を計測するトラックマンが設置され、客観的なクラブ性能の評価のほか、実際に試打できるレンジが併設されています。

また、あらゆる条件でのテストができるよう、様々な種類の芝生が用意されているほか、バンカーなども設置されていました。

ここでは、マシーンや社員によるテストが行われるほか、休日には地元の子供たちのレッスン会も行われています。

こんな環境でゴルフの練習ができるなんて羨ましい限りです。

松林に囲まれた研究センター。静かな環境で最新モデルのテストが行われています。

奥まで360ヤードあるレンジは、松林に囲まれネットがなく開放的。

あらゆるヘッドスピードで打つことができる試打マシン。

トーナメントに出場した契約プロのサインが入ったフラッグ。

契約プロの直筆サインが書かれたパネルがずらりと並びます。

芝生から直接打てるレンジには、最近訪れた永井花奈プロのディボット跡が。

最新モデル
『TW747』打っちゃいました

この日の研究センターでは、発表されたばかりのTW747シリーズの試打クラブを用意していただき、カーボンクラウンや弾道調整機能が採用された注目の最新クラブを打つことができました。

開発、製造の工程を説明していただき、『匠』のこだわりによって作られているということを知った後で打つと、ゴルフクラブにとって感性に訴えかける部分がとても重要であるということを改めて実感することができました。

発表したての最新モデルが青空の下で打たせていただけました。

TW747シリーズのドライバーからウェッジまでずらり。

ネックには「MADE IN JAPAN SAKATA」の刻印が。

カーボンクラウンとは思えないアスリート好みの打球音。
クラブの詳細は『展示会レポート』へ。

最新モデル『TW747シリーズ』展示会レポート 最新モデル『TW747シリーズ』商品一覧

『匠』に教えていただいた
酒田の魅力

工場を見学させていただいた翌日、酒田市内を案内していただきました。

『匠』の方もお話しされていた通り、海の幸が豊かな日本海、雄大な鳥海山、広大な庄内平野、水量豊富な最上川がそろった酒田市内は自然の豊かさ、厳しさを感じることができる町でした。

山形県内でも有数の観光地として知られ、東京からなら飛行機で1時間で到着するので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

雄大な鳥海山に見下ろされる酒田市。風が強い日が多く、
海岸には風力発電がずらりと並びます。

酒田市内を見下ろせる日和山公園。
ついつい奥のゴルフ練習場のネットに目が行ってしまいます。

最上川流域から集まった米を貯蔵していた山居倉庫。今も現役です。

当時の長者番付。あの五代友厚や岩崎弥太郎らを抑えて大関の座に。

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