ニューバランス・ゴルフシューズ その実力はいかに

   2017-04-07

きっと気になっているゴルファーも多いであろうニューバランスのゴルフシューズ。昨年から目にする機会が増えてきた。GDOも一部商品に限定して取扱いを開始していたが、2017年よりフルラインアップで取り扱うこととなった。その中でも今回はMG1000というモデルをレビューしよう。

まず最初にMG1000というモデルについて調べてみると、

ニューバランスのゴルフシューズの中ではハイエンドモデルとなり日本人の足を考えて作られた”日本企画開発”シューズとのこと。

つまり、他のモデルとラスト(木型)がグローバルラインと異なるので履き心地が大きく異なる。したがって、本ページはニューバランス全ゴルフシューズのレビューではなくMG1000についてのレビューであることをご理解いただきたい。

 

商品の箱を空ける、この瞬間がたまらない。

今回はイメージしていたものとは大きく違っていた。街中で良く見かけるニューバランスのスニーカーをイメージしていたが、このMG1000は圧倒的にスマートなフォルムだったからだ。

デザインは人それぞれの好みだがGDO社内での評判は良く、社内の試打ブースで試すと声をかけてくる社員が多く注目度の高さを感じられた。

 

では足入れ。

見た目を裏切ることなく履いた感じも細身の設計になっており、足幅の広いゴルファーには小指の当たりが気になるところだ。そして、ほんの僅かだが他メーカーよりも足長が小さく感じられるため、サイズで迷う場合はハーフサイズ(0.5cm)大きいものを選ぶのが良いかもしれない。

足ウラのアーチ部分は、土踏まずの当たりはあるがやや弱め。

ヒールから母子球へ向かって少しずつ低くなり指先はやや上向きに戻る感じ。前傾のアドレスがしやすく、かつトゥの上向きは歩きやすい。

そしてこのモデル一番の特徴はヒールの収まりが良いことだ。他のシューズでヒールカップの善し悪しはこれまでもレビューしてきたが、かかと浮きの無さを表現した足首部分までの形状についてだったが、このモデルはインソールへのかかとの収まりが良いことだ。インソールを外してみるとその理由が分かった。上部写真はインソール裏側を撮ったものだが、緑色部分は硬く、黒い部分は柔らかい。かかとの荷重を黒い部分がクッション性で和らげ、緑色部分がかかと周囲を保護する感じで安定性や収まりの良さを高めている。

そして、スパイクタイプにしては重心が低めだ。インソール構造に加えさらに安定感を高めている。

歩いた感じは、全く問題ナシ。アウトソールがしっかりしている割には屈曲性も悪くない。屈曲時、土踏まずのアーチ部分が隙間を作らずピッタリ吸い付いてくる感じは、履いてただ立った時よりアーチの良さを感じられる。ただし、スパイクシューズ特有となる鋲部分の突き上げ感は避けられない。

そしてスイング。

もちろんグリップ力に問題はない。どころかしっかり感を感じた。何でだろうとしばらく考えたがその答えは鋲の配置であることに気付いた。

鋲の数は9個と他メーカーモデルと何ら変わりが無いが、鋲がアウトソールの外側にあるため、サイドの力をしっかり受け止めてくれる土台を持っているからだ。

スマートなのに、安定感へのこだわりはファッション性と機能性の両立を感じられる。

ただし、繰り返しになるが足幅が広めのゴルファーは小指の当たりが痛む可能性があるので別モデルをオススメしたい。

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室井 孝 / ムロイ タカシ

GDOゴルフショップの金庫番 シューズ愛は中学時代のエア・ジョーダンシリーズから。学生時代、定期テストの時間が余ると問題用紙のウラにシューズの絵を描いて時間を潰していた。自宅の部屋には靴屋を真似しディスプレイの棚を設置。それを見に来るだけの友人が居たほど。現在の所有数は60足程度。時には飾り眺め、時にはウィスキーで靴を磨く男。38才。独身。